2007年02月19日
スロースタート
少し前にNHKのドラマで「スロースタート」というのをやっていた。ひきこもりのニートを社会に連れ出すためのNPO法人の話。もちろんフィクションなのだが、きっといくつも実在するのではないだろうか。
たくさんのニートに会って取材して脚本を起こしたというだけあって、大変リアルなドラマであった。私を含め、多くの人はニートのことを「甘えている」「親が甘やかしているから」「辛抱することを知らない子供みたい」などと決めつけているのではないだろうか。この番組では、そういう簡単な一言で済ませていたのでは、いつまでたっても解決しないことを教えてくれている。コミュニケーションが下手でどうしても人付き合いがうまくいかない、相手の心にあともう一歩届かないときにどうしたらいいかと悩んでいることに対して、頭ごなしに否定したり、プレッシャーをかけたりする大人たちに注意を呼びかけている。またその結果、引きこもってしまった人たちをバッシングする現代にも警鐘を鳴らしている。最近の社会問題は、一つの側面で切って回答を求めることは難しいと思っている。そういう意味で良い番組だなぁと思った。さらにもう一つ「人は何のために働くのか」という疑問を投げかけているニートがいた。番組中では「そんなの当たり前だろう!」(これが先程の悩みに対しての前面否定に当たる)と回答して心を閉ざされてしまうシーンがあった。さすがにこの疑問に対しては、答えは一つではないとしていた。そのとおりだと思う。しかし何かしら「何のために」がないと、人は充実して働けないだろう。番組を見終わってから、うちのメンバーが「あ~あ、一体何のためにに働いているんやろ~」とか愚痴をこぼしはじめたらどうしようと思った。そうならんように頑張りませう。
ということで 2007年の SmallTalk も2月下旬になってようやく動き出しました。「スロースタートっておまえのことやろう!」って。はい、お粗末さまでした。ちゃんちゃん。
投稿者 D : 2007年02月19日 21:08
次の記事:カレーなる一族
前の記事:今年もお世話になりました