社員技術ブログ

AIで社内システムを作ってみたら、爆速で完成! 〜Google AntiGravityを試してみた 〜

こんにちは。歩く光合成です。

近年、AIの進化は目覚ましいものがありますが、
業務の中でもAIを積極的に活用している人がいる一方で、
まだ十分に活用できていない人も多いのではないでしょうか。

実は私自身も、どちらかと言えば後者でした。

AIの便利さは理解しているものの、実際に使うにあたって、セキュリティ面や品質面などの課題もあるので、
「業務でどのように活用できるのか」がなかなか思いつきませんでした。

そんな中、社内での打ち合わせをきっかけに、
「AIで社内システムを作れないか?」
というアイデアを試してみることにしました。

今回は、その時に使った Google AntiGravity と、実際に開発してみた感想をご紹介します。

Google AntiGravityとは?

Google AntiGravityは、AIエージェントを中心とした開発プラットフォームです。(Google Antigravity

通常の開発では、

  •  要件整理
  •  設計
  •  実装
  •  テスト

といった工程を人間が行います。

しかしAntiGravityでは、
AIエージェントに指示を出すことで開発を進めることができます。

基本的な開発の流れは次の通りです。

  1. AIエージェントに「作りたいシステム」を指示する
  2. AIが開発計画を作成する
  3. 人間が内容を確認して承認する
  4. AIが実装を進める

つまり、
人間が上司、AIエージェントが部下
のような関係で開発が進んでいきます。

AIへの最初の指示

今回、プロジェクトのアサイン状況を管理する社内システムを作成しました。

最初にAIエージェントに出した指示は、とてもシンプルなものでした。

「メンバーとプロジェクトを管理するシステムを作ってほしい。
ガントチャートで、どの期間に誰がどのプロジェクトに入っているのかを表示してほしい。」

この一文から開発がスタートし、出来上がったプロトタイプを確認しながら、

  •  「この部分をこういう表示に変えてほしい」
  •  「ここがおかしいので修正してほしい」

といった形で、修正を行っていきました。
少ない指示にも関わらず、
こちらの意図を理解して、ほぼイメージ通りのシステムを実装してくれました。(優秀すぎる部下!)

開発時間はどれくらい?

以下は、今回作成したシステムの画面の一部です。

主な機能は、「ユーザー登録」、「プロジェクト登録」、「各プロジェクトとユーザーの紐づけ」、「ガントチャートで表示」というシンプルな構成です。
ガントチャートで表示する機能は指示しましたが、それ以外の必要な機能はAIが考えて、実装してくれました。

では、ここで質問です。
このシステムを作るのに、
どれくらいの時間がかかったと思いますか?

  • 1週間でしょうか?
  • それとも1か月でしょうか?

実は、どちらでもありません。

 

かかった時間は、わずか5時間です。
内訳は次の通りです。

  • 約2時間で最低限の機能が完成
  • 残りの3時間で機能追加と不具合修正

従来の開発では、設計や実装、テストを含めると
数日〜数週間かかる可能性もある内容ですが、
AIを活用することで大幅に短縮することができました。

想像以上だったAIの開発力

さらに驚いたのは、UIの完成度です。
実は、操作性については特に細かい指示を出していませんでした。
それにも関わらず、

  • 操作しやすい画面構成
  • 直感的なUI

という仕上がりで、「ここまで出来るのか」と正直驚きました。

AIが単体試験まで行う

もう一つ印象的だったのが、
AIがテストまで行っていたことです。

機能追加や不具合修正を依頼すると、AIエージェントが

  • 実際にシステムを操作
  • 現象の確認
  • 修正後の動作確認

までを自動で行っていました。

そのため開発者は、

  • 機能確認
  • 改善点の検討

といったシステムのブラッシュアップに集中することができます。
普段の開発では手間のかかる作業も多く、本来時間をかけるべき改善や品質向上の検討に十分な時間を割けないこともあります。
AIを活用することで、開発者はより本質的な部分に時間を使えるようになると感じました。

まとめ

もちろん、お客様に提供するシステムの開発でそのまま利用するには、

  • 品質管理
  • セキュリティ
  • 運用

などの面で、検討すべき課題はたくさんあります。

しかし、少なくとも
社内向けツールの開発
という観点では、十分に実用的だと感じました。
むしろ、
「使わないのはもったいない」
と思えるほどの可能性を感じました。

AIによる開発は、これからさらに進化していくはずです。
今回の経験を通して、どのようにAIを活用していくのか、
社内のメンバーとも議論を交わしながら、模索していきたいと思います。

ではでは。今日はこれで。ありがとうございました。

関連記事

TOP