アップUP通信

「五月病」について調べてみたよ(5月号Vol.175)

ゴールデンウイークは、どんなご予定ですか?
てんこちょです!

新年度が始まり1か月が経つ5月。
この時期、「なんとなく気分が落ち込む」「仕事への意欲が続かない」と感じる人もいるかもしれません。
ある調査では、働く人のおよそ3割(20代・30代に限ると約4割)が『五月病を感じたことがある』と
回答しています。 そこで今回は「五月病」について理解していきましょう!

 

五月病とは

実は五月病という病名は存在しません。 五月病とは、環境の変化によるストレスが、
ゴールデンウィーク明け頃に心身の不調として表れやすい現象を指します。
新しい仕事や役割、人間関係が重なる4月は、無意識のうちに気を張って過ごしがちです。
その反動で、ゴールデンウィーク明けに疲れが一気に表れることは、誰にでも起こりうる自然なことです。

こんなサイン、思い当たることはありませんか?

五月病のサインは人それぞれですが、例えばこんな変化があります。

【心に現れる症状】

        •  やる気が出ない
        •  集中力が出ない
        •  気分のムラがある、落ち込む
        •  不安やストレスを感じる など

【体に現れる症状】

        •  食欲の減退、過食
        •  胃腸の不調
        •  頭痛 など

【行動に現れる症状】

        •  朝起きるのがつらくなる
        •  対人関係の回避
        •  お酒やタバコの量が増える
        •  睡眠不足、寝つきが悪い
        •  過度な休養と引きこもり
        • 遅刻や欠勤が多くなる など

「これくらいなら大丈夫」と我慢しがちですが、 小さな不調に気づくことがとても大切です。

今日からできる、気負わないセルフケア

五月病対策というと難しく聞こえますが、特別なことは必要ありません。

        •  生活リズムを整える(起きる時間を固定する、寝る前のスマホ時間を減らす)
        •  完璧を目指さない(60点でOKの日があっていい)
        •  短い休憩を意識的に取る
        •  疲れや違和感を「気のせい」で片づけない
        •  誰かに話す(雑談でもOK)

大事なのは「無理を続けないこと」。早めに立ち止まることは、決して甘えではありません。

周囲や職場としてできること

自分だけでなく、周りの人も同じように不調を感じているかもしれません。

        •  いつもより元気がなさそうな人がいたら、声をかけてみる
        •  忙しい時こそ、ねぎらいの一言を忘れない
        •  「相談してもいい雰囲気」を大切にする

ちょっとした気づかいが、職場全体の安心感につながります。

五月病の背景には、仕事の忙しさや環境の変化に加えて、周囲とのコミュニケーションに戸惑う気持ちがあります。
特に若手社員は、「相談していいのかわからない」「声をかけづらい」と感じやすく、不安を抱えがちです。
上司や先輩からのさりげない声かけや、ランチなど気軽に話せる場といった、日常的なコミュニケーションの機会が
五月病の予防につながります。

おわりに

五月病は、誰にでも起こりうるものです。 無理せず、比べず、自分のペースで。
この5月を、少しだけやさしく過ごしていきましょう。

使用画像:いらすとや、イラストAC/出典:FNNプライムオンライン、協会けんぽ等/作成:株式会社ワイドソフトデザイン

2026年5月号(アップUP通信)

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