アップUP通信

「座り姿勢」について調べてみたよ(3月号Vol.137)

みなさん、こんにちは。ふくちゃんです。

以前、ワイドで健康アンケートをとったことがあります。
その中で社員が改善したいと思っている症状の第1位は「肩こり」でした。
みなさんはどうですか?

ふくちゃんは、昔激しいスポーツ(人を投げ飛ばして受け止めたりするやつ)をしていたせいか、あちこち痛くて整骨院に通っています。
特に、股関節と膝と背中と手首が順番に痛くなるので、定期的にメンテナンスをしてひどくならないようにしています。
肩こり・首こりもあります。もうかれこれ20年ぐらいの長い付き合いなので、”こり”に名前をつけて共存しています。
「今日は福田が痛い」「今日は徳井が悪さをしている」「今日は坂口三兄弟が育ってる」という感じで先生に伝えると
カルテに名前が書いてあるらしく、話が早いです。

さて、肩こりの原因のひとつは「悪い姿勢」なことは、みなさんもご存じですよね。
「肩こり」や「猫背」に、心当たりがあるみなさん!
仕事中は「正しい姿勢」で過ごすよう意識し、肩こりにサヨナラしましょう☆彡
(☆彡←なつかしいでしょ。ふくちゃん密かに今マイブーム)

 

それでもそのままの姿勢でいますか?~姿勢が悪いことによるデメリット 

肩こり・腰痛・頭痛などの不調の原因になる

姿勢が悪くなると骨格で身体を支えられず、筋肉に余計な負担がかかるため肩こり腰痛を引き起こす原因になります。
さらに、内臓の位置がずれて圧迫されると、内臓疾患を発症する可能性もあります。他にも、内臓疾患により体内に老廃物がたまることによる肌荒れ首まわりの神経が圧迫されることによる首の痛み・頭痛・かすみ目・耳鳴り、血液やリンパの流れが悪くなることによるむくみ・たるみなど、たくさんの不調につながります

太りやすくなる

姿勢が悪いと、姿勢維持に欠かせない腹筋・背筋といった筋肉を使わなくなり、筋肉が衰えて基礎代謝が下がります
基礎代謝が低下すると、太りやすく痩せにくい体質になるため、さまざまな部位に脂肪がついてきます。

疲れやすくなる

姿勢が悪いと血行が悪くなり、疲労物質(乳酸や老廃物)が体内にたまりやすくなります
また筋力の衰えにより疲れやすくなるので、体力不足や疲労感に悩まされることも・・。

集中力が低下する

猫背で前かがみになると肺や心臓を圧迫し呼吸が浅くなります。結果、脳への酸素供給量が減って軽い酸欠状態に陥り、
集中力が低下する可能性があります。注意力が散漫な時やイライラする時は、猫背による脳の酸欠が続いているのかも?

・・・・・・

他にも社内から「見た目がかっこ悪い」「だらしなく見える」言う意見も出ました。
確かに、姿勢がピン!としている人は、年齢性別問わずかっこいいですよね。

 

【身体に負担をかけている三大姿勢】

反り腰 仙骨座り 猫背

 

 

正しい座り姿勢とは

良い姿勢とは「骨・関節・筋肉が正常で、神経にも問題がなく、最小限の力で姿勢が保持され、力学的かつ精神的に安定した状態」と
定義されます。姿勢が悪いことによるデメリットをなくすためには、姿勢を正すことからスタートです!

  • 床に足裏をつける
  • 足首・膝・股関節の角度は90度
  • 上半身は、耳、肩、腰の位置が一直線になるように
  • 肩の力を抜き、あごは少し引く
  • 肘の角度は90度ぐらい
背筋を伸ばすというよりも、
骨盤をたてる!

正しい姿勢の効果~良いことだらけ!!

◆良い姿勢⇒「胸郭」が開く→呼吸が深くなり、酸素(空気)を取り込みやすくなる→酸素と二酸化炭素を喚起する効率が上がる→代謝がアップする→全身の血流がよくなる→脳への血流がよくなる→脳がよく働く→集中力が高まる

◆良い姿勢⇒身体の一部分への負担が減る→身体の不調が起こりにくくなる

 

😢わかっちゃいるけど、正しい姿勢が長時間保てない人は・・

😊試してみよう!

・骨盤矯正クッション

・地道に筋トレして筋力アップ

・整骨院で骨盤矯正(歪みを治す) などなど

最初から頑張りすぎたら長続きしないかも・・。便利グッズや専門家を頼って、長く続けられる工夫を!

 

たまに姿勢をリセ ットしよう!

長時間、同じ姿勢で座っていると身体がしんどくなりませんか? 実は、良い姿勢でも悪い姿勢でも、同じ姿勢を取り続けることは、
身体にとても負担がかかることなんですって。なので、正しい姿勢でも維持が難しいのは当たり前なのです。

たまに姿勢をリセットしましょう!

 

①背中を丸める ②背筋を伸ばす

 

①と②を数回繰り返す

 

【ポイント】

「胸を張る→腰を反る」動きにならない。上下に伸び縮みし、骨盤を動かす。できれば背骨と骨盤を連動させる。

頭が前後にブレるのはNG、上下に動くように意識する。30分毎にするのがベスト。

①とを数回繰り返した後、しっかりと伸ばした姿勢から1~2割脱力した姿勢が、身体に負担が少ないニュートラルな姿勢です★

 

BK30(ブレイク・サーティ)が大事!

座り続けることにより、膝裏の血管を圧迫し続けるので血流が悪くなり、むくみやしびれにつながります。また、血管内の脂肪を分解する酵素の
動きが弱くなり脂肪が効率よく燃焼しません。さらに悪い姿勢が続くと、肺が膨らみにくくなり身体にめぐる酸素量が減って脳の働きが悪くなります。

脳も身体もスッキリさせるには、30分に1度、座位行動を中断(break)!!

「立って大きく伸びをする」「トイレに行く」「飲み物を入れにいく」など3分程度立つのがベスト。

 

筋肉がよく動くように少し大股で歩こう!

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BK30(ブレイク・サーティ)は、
”最新研究のレビューに基づく「健康づくりのための身体活動基準 2013」及び「身体活動指針(アクティブガイド)」改定案と新たな基準及び指針案の作成”
において考案されたものです。今後の運動指針に入ってくるので、これから頻繁に聞くようになるのではないか、と協会けんぽのセミナーでもおっしゃっていました。

みなさんの会社に加湿器やウォーターサーバーはありますか?
水の補充は、BK30 にちょうどいいですね。
ゴミ捨てや、換気、Meeting準備、来客対応、どれもいいチャンス!

座りっぱなしを改善するついでに各々が週に1度でも行えば、
いつもやってくれている人の負担も減るし、自分のためにもなるし、一石二鳥です🐤
自分の仕事効率アップのために、今日からは「私がやるよ」と動いてみませんか?

 

使用画像:いらすとや、イラストAC
出典:コーワのケロケロランド、中野整形外科、PRESIDENTOnline、コノハナサクラボ、サンキューグループ等
作成:株式会社ワイドソフトデザイン

2023年3月号(アップUP通信)

 

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