アップUP通信

備えあれば憂いなし。災害に備えて準備しておきたいものをチェック!(12月号Vol.146)

みなさん、こんにちは。柴犬の飼い主が担当します。

私たちは地震などいろいろな災害に見舞われる可能性があります。
みなさんは被災時に備えて何か準備をしていますか?

今回は地震などの災害時の避難・避難後の問題について調べてみました。
災害に備えるための参考にしてください。

 

ハザードマップ等を確認し、最も安全な避難先を考えておく!

避難とは「難」を「避」けることです。避難先としては以下の3つが考えられます。

  • 在宅避難……自宅の損傷が少ない・さらなる災害のリスクがない・生活するのに支障がない場合
  • 分散避難……3密を避けて安全な場所にある親戚や知人の家、宿泊施設などに避難
  • 緊急避難場所……危険な時は迷わず緊急避難場所へ避難

日頃から家族と、家から徒歩圏内にある避難場所を確認しておくといいですね。

 

火災は発生から3分に初期消火を!

阪神淡路大震災では41万2千棟が焼失し、1万6千人が火災で亡くなりました。
一時的な停電後に電気が復旧した際に発生する通電火災は、倒れたヒーターに可燃物が接触し着火したり、通電時に発生した火花が漏れ出たガスに引火し爆発するケースがあります。
通電火災を防ぐには、避難時に「ブレーカーを落とす」ことが有効な対策の一つです。

初期消火の流れ

①火事を知らせる
・迷わず非常ベルを押す
・119に通報する
・大声で周囲に知らせる

②消火活動を行う
3分以内に、天井まで火が昇っていないうちに

③現場から避難
人命第一、初期消火が難しいときはすぐに避難する
(HOME ALSOCK研究所のHPより引用)

また日頃から消火器の場所を把握しておけば初期消火にすばやく対応できます。
でも無理は禁物ですよ!手に負えないような火災の場合はすぐに避難しましょう!

 

津波注意報がでたら、とにかく安全な場所に移動する!

私たちのオフィスビルのある場所は海が近く、1~2m程度の津波の被害が予想されています。
津波は1mを超えると立つことができなくなり、死亡率は100%となります。

津波注意報が出たら、速やかにできるだけ高い場所に移動しましょう
「津波で亡くなられた一番の原因」として挙げられるのは、避難経路にあった障害物です。
道路の状況や渋滞なども考えて避難経路を選ぶことが大事だと言えますね。

 

避難先の開設状況を確認できるバカンを活用しよう!

神戸市には、Webサービス「VACN(バカン)」が2022年から導入されました。
バカンを使って避難所の開設・混雑状況をリアルタイムで確認することができます。

VACAN Maps-バカン-

  

 

災害後はトイレが一番の問題に!

水が使えなくなると、深刻な問題となるのがトイレです。

災害時の断水などによりトイレが使用できなくなったときのために、備えておくべき防災アイテムが「災害用トイレ」です。
自宅に待機する場合を想定するのであれば、便器で使える携帯トイレがおすすめです。

携帯トイレは最低3日分、できれば7日分あると安心です。
一緒にトイレットペーパー、ランタンやヘッドライト、ウエットティッシュ、便器にかぶせる45ℓのポリ袋を用意しておきましょう。

とにかく地震後はトイレを流さないのが鉄則。
排水管が正常なことを確認できるまで水を流さないように気をつけましょう!

 

使用画像:いらすとや・イラストボックス・いぢちひろゆき防災イラスト・イラストイメージ・イラストAC  出典:NHK・バカン

 

アップUP通信12月号

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