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アップUP通信

「テレビ放送の歴史とカラーテレビの最新技術」(9月号Vol.107)

2020年8月27日  アップUP通信, 総務便り

 

こんにちは、おもちライダーです!

 

皆さんはテレビをよく見ますか?
近年スマホの普及によって動画配信サイトやSNSが人気を持ち、特に若者の間で「テレビ離れ」が進んでいます。

 

私自身もテレビ番組よりYouTubeを見ることが増えました。
それでも、子どもの頃から好きなクイズ番組は今でもよく見ています!

 

今では当たり前のように家庭にあるカラーテレビ。この9月でカラーテレビ放送が60周年を迎えます。

今月は、テレビ放送の歴史とカラーテレビの最新技術について調べてみました。

 

テレビの歴史

 

1950年代

 

 

 

1960年代

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1970年代

 

 

 

 

1980年代

 

 

1990年代

 

 

2000年~

 

 

日本でテレビ放送がスタート(1953)

当時は白黒放送でした。皇太子(現上皇)さまご成婚パレード中継(1959)
それを機に一般家庭にテレビが一気に普及しました。

 

カラーテレビ放送スタート!(1960.9.10)
日本はアメリカ、キューバに次いで世界で3番目にカラーテレビ放送を開始。
しかしカラーテレビは非常に高価で、普及は伸び悩みました。

 

静止衛星を利用した世界初のオリンピック生中継(1964)
他にもスローモーションVTRの再生など、新しいテレビ技術が登場。
東京五輪が開催され「東洋の魔女」と呼ばれた日本女子バレーボールなど、
数々の戦いをカラーで楽しみたい人々の中で一気にカラーテレビが普及しました。

 

宇宙からの全世界生中継(1969)
アポロ11号の月面着陸を、全世界で6億人が見守りました。

 

 

ほぼすべての家庭にテレビが普及

大阪万国博覧会の生中継(1970)
万博とカラーテレビの2大ブームが全国に巻き起こりました。

ステレオ放送開始(1978)

 

衛星放送(BS、CS放送)本放送開始
天安門事件やベルリンの壁崩壊、湾岸戦争など、激動の様子が報道されました。

 

ハイビジョン放送開始
プラズマテレビや液晶テレビが出てきたのもこの時代です。

 

地上デジタル放送が東京・大阪・名古屋の三都市を中心に開始(2003)
地上アナログ放送終了(2011)
電波の有効活用を目的とし、地上アナログ放送から地上デジタル放送へ完全移行。


次世代のテレビディスプレイ

今次世代のディスプレイとして「マイクロLEDディスプレイ」が注目を集めています。LEDを使用したディスプレイで低電力・長寿命が特徴です。現在普及している、バックライトを利用する「液晶テレビ」やプラズマ体を発光させる「プラズマテレビ」と比べると、電力の節約や薄いディスプレイの実現が期待されています。しかし、小さなLEDを大量に敷き詰めるため技術や価格に課題が残ります。今後の開発がどう進むか楽しみですね。

 

マイクロLEDは50~100μm以下!

小麦粉やスギ花粉と同じくらいの大きさです。

マイクロLEDディスプレイ(断面イメージ)

 

 

いかがでしたか?

 

最近テレビを見ていないあなたも、テレビが大好きなあなたも
テレビの歴史を感じながら、ゆっくりテレビをみてみませんか?

 

 

2020年9月号(アップUP通信)

 

使用イラスト:イラストAC、イラストくん、Frame Illust
出典:NHK放送史、パナソニック テレビと家電の歴史、映像情報メディア学会誌

作成:株式会社ワイドソフトデザイン

この記事を書いた人:おもちライダー

2017年度入社の紅茶党。 美味しいものが好きで、お昼は毎日食べに出てます 。 趣味はお絵かきと特撮・映画・舞台鑑賞と推し活です。


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