アップUP通信

「アロマテラピー」について調べてみたよ(9月号Vol.71)

みなさん、こんにちは。ふくちゃんです。
「オフィスを快適な空間にするには、空気をきれいにすることが大切だ」という説を聞き、
「香りでオフィス活性化」というセミナーを受講しました!
集中力アップ⇒ペパーミント・オレンジスイート
ストレス緩和⇒ラベンダー
というように、香りにはそれぞれ効果があるそうです。
「たかが香り、されど香り」で、知らないことがいっぱいで、またひとつ賢くなってしまいました。

世間では、アロマテラピーは、若い女性を中心に今では一つの文化としてしっかりと定着していますね。
しかし一方で、「興味はあるけど、試したことはない」という方も、いらっしゃるのではないでしょうか。

今回は、アロマテラピーについて調べてみました。

 

アロマテラピー=「aroma(芳香)」+「therapy(療法)」

アロマテラピーは、植物が持つ香りや成分を使って「リラックス効果 」「美容効果 」「健康維持 」が得られる香り療法です。
具体的には、香りを楽しんだり、入浴やセルフマッサージに利用したり、オリジナルの自然化粧品や香水作りを楽しんだり。
アロマオイル(精油)の原料でもあるハーブは、古くはエジプトのミイラ作りに防腐剤として利用されていたとされ、
古代ギリシャでは医療にも用いられていました。
現在でもフランスやベルギー、ドイツにおいては、アロマテラピーは立派な医療行為であり、
アロマテラピーに使用するアロマオイル(精油)の処方を行うことができるのは医師に限られています。

アロマテラピーの効果とメカニズム

アロマテラピーが心身に作用するメカニズムは3通り。
その作用を得る手段としては芳香浴や沐浴、吸入、湿布、トリートメント(マッサージ)などいくつかの方法があります。

①嗅覚による作用

芳香浴や沐浴による香りの分子が鼻の奥にある嗅神経に到達すると、人間の本能をつかさどる大脳辺縁系に信号を送ります。
大脳辺縁系は自律神経活動に関与し、人間の本能や情緒をコントロールしている部分。
ストレスを受けるとこれらの働きが低下し、病気など体に不調が現れます。
しかし、アロマの香りで脳をリラックスさせてストレスを取り除くことによって、自律神経などの自己免疫機能が向上し、
病気にもなりにくくなると言われています。

また、香りは脳に直接はたらきかけるため、アロマテラピーはうつ病や認知症の治療においても有効だという、
最近の研究結果もあります。
ただし、脳が「嫌なにおい」と認識すると、どんなに必死に嗅いでも効果が半減してしまうこともわかっています。
効果を感じるには、好きな香りであることが重要です。

②径皮(皮膚を通す)作用

沐浴や湿布、トリートメントなどによって皮膚の表面から吸収されたアロマオイル(精油)の成分は分子構造が小さいため、
真皮にある毛細血管を通して血管やリンパ管に入り、全身を巡って作用します。
人間は、古来から薬草で傷を治したり、植物からクスリを作っていたので、
植物のエキスを濃くしたアロマオイルが薬に似ているのは当たり前なのかもしれませんね。

③吸入による作用

アロマオイル(精油)の成分は、呼吸と共に鼻の粘膜から血液に吸収されます。
さらに、呼吸により肺へ入ると吸入したアロマオイル(精油)の成分によっては、
痰(たん)をきったり咳を鎮めるなどの局部効果が期待できるほか、
肺の細胞から血管に入り、血流によって臓器や各器官など全身に届けられます。

エッセンシャルオイルの系統と特徴

植物の持つナチュラルな力を積極的に活用していこうというのが、アロマテラピーの考え方。
エッセンシャルオイル(精油)は、原則として純度100%のものを指します。
抽出にはきわめて多くの植物を必要とするため、高価なエッセンシャルオイルも多数存在します。
容器の見た目は同じでも安価で販売されているものは、香りだけを似せた合成オイルの場合があるため要注意!
化学物質の含まれたオイルを鼻から吸収すると、体に悪影響を及ぼす可能性も…。

迷ったら「100% Pure & Natural」、「Pure Essential Oil」などと表記があるものを選べば間違いありません。

ワイドでも、入口にアロマがプシューっと出る機械をお借りして、テスト設置してみたら、
「落ち込んでいても、気分があがる」「スッキリする」など、好評でした!
お借りした機械は、ちょっと高価すぎて手がでませんでしたが、アロマの設置には前向きに検討中です☆

作成:株式会社ワイドソフトデザイン//出典:アロマオイル辞典、スキンケア大学、ひとりのセラビスとのひとりごと、EO健康等

 

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